紙魚の手帖vol.15に短編『眼球は水の中』が掲載されます

紙魚の手帖vol.15(東京創元社、2024年2月9日発売)に短編『眼球は水の中』が掲載されます。

『尻の青い死体』に続く連作の2作目ですが、内容の繋がりはないので、こちらから読んでいただいても大丈夫です。ぜひよろしくお願いいたします。

(2024/2/9)

ジャーロ No.92に短編『最初の事件』が掲載されます

ジャーロ No. 92(光文社、2024年1月26日配信)に、短編『最初の事件』が掲載されます。

よろしくお願いいたします。

(2024/1/24)

小説新潮「作家からの年賀状」に参加しました

小説新潮2024年1月号の「作家からの年賀状」企画に参加させていただきました。ご応募いただいた方1名に年賀状が届くという企画です。よろしくお願いいたします。

(2023/12/21)

『エレファントヘッド』が本ミス1位に選ばれました

探偵小説研究会の『2024本格ミステリ・ベスト10』(原書房)で、『エレファントヘッド』が国内ランキング1位に選ばれました。

昨年の『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』に続き作品を高く評価していただき、大変嬉しく、光栄に思います。誠にありがとうございます。また本作の出版に関わってくださった皆様、手に取っていただいた読者の皆様にもあらためてお礼を申し上げます。

(2023/12/8)

文庫版『ミステリー・オーバードーズ』が刊行されます

光文社文庫より『ミステリー・オーバードーズ』が2023年11月14日に発売されます。

2021年5月に刊行された単行本の文庫化です。装丁画は引き続き、漫画家の浅野いにおさんが描いてくださったものを使用しています。また解説では、嵩平何さんにとても熱い文章を寄せていただきました。

光文社から刊行された『少女を殺す100の方法』に続く2冊目の短編集ですが、内容の繋がりはないので、こちらから読んでいただいても問題はありません。

本作については単行本発売時に小説宝石に載せていただいたエッセイがBook Bangでお読みいただけるのと、文庫化に合わせてtreeでも裏話を書きましたので、合わせてお読みいただけますと幸いです。

今回の文庫化を機に手に取っていただいた方にも、ぜひ楽しんでいただければと願っております。

あらすじ
探偵たちの集まった館で殺人事件が起きた。その晩、探偵たちの口にしたワインに幻覚剤が混入していたことで、事件は思わぬ方向へ転がっていく……。(ディテクティブ・オーバードーズ)ほか“食”をテーマにした全5篇を収録。異世界転生からエログロ、本格ミステリーまで、唯一無二のミステリー作家・白井智之が美味しく調理した短編集。

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(2023/11/13)

『新世代ミステリ作家探訪 旋風篇』に対談が掲載されます

11月22日に若林踏さんの対談集『新世代ミステリ作家探訪 旋風篇』(光文社)が刊行されます。若林さんが行っていたトークイベントの内容をまとめたもので、自分の対談も掲載いただいております。

ぜひよろしくお願いいたします。

(2023/10/27)

小説宝石に寄稿しました

小説宝石 2023年11・12月合併号のリレーエッセイ「気づけば、相棒」のコーナーに寄稿させていただきました。

作家が自身の相棒のような愛用品を紹介するというコーナーです。

よろしくお願いいたします。

(2023/10/23)

短編『縛られた男』がSTORY BOX 11月号に掲載されました

STORY BOX 11月号に短編『縛られた男』が掲載されました。

「DETECTIVE FICTION」という連作の一編です。STORY BOXは今号からWebマガジンにリニューアルしており、Webサイトで無料で読むことができます。

ぜひよろしくお願いいたします。

(2023/10/10)

MRCで掌編を書きました

メフィストリーダーズクラブで掌編を書かせていただきました。

「これが最後の仕事になる」という共通の書き出しでいろいろな作家が掌編を書く、という企画です。自分は『事故をつくる男』という話を書きました。

よろしくお願いいたします。

(2023/10/2)

『エレファントヘッド』刊行に寄せて

9月26日に長編『エレファントヘッド』が刊行されます。

オビで「絶対に事前情報なしで読んでください」と謳っていることもあり、事前に書けることが少ないのですが、執筆の背景について少しだけ書いてみたいと思います。

2022年に刊行した『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』は、謎解きの構造に関するアイディアを中心に据えた作品でした。ぼくはこうした作品が大好きなのですが、一方でこの手の作品は入り組んだものになりやすく、執筆中、もっとシンプルに、磨き抜いたトリックやロジックで読者を驚かせるような作品こそが優れた謎解きミステリーなのではないか、という思いがたびたび湧き上がってきました。

さいわい『名探偵のいけにえ』はさまざまな形で高い評価をいただくことができたのですが、次はよりオーソドックスに、魅力的な謎、ロジカルな推理、意表を突くトリック、といった謎解きミステリーらしい要素で勝負する作品を書きたいと思い、この作品を構想しました。

いざ書いてみると、とてもオーソドックスとは言い難い、むしろいっそう複雑に入り組んだ作品になったような気もするのですが、とはいえ本作は、上記のような謎解きミステリー本来の面白さを屋台骨に据えた作品になったのではないかと思っております。

他にも本作にはいろいろな思いがあるのですが、ネタバレせずに書くのは難しいのでこの辺りにしておきます。読者の方が作中の事件や推理を楽しんでいただけますよう願っています。

今回もときわ書房本店さんの店頭やオンラインストアで購入いただくと、おまけペーパーの『ドッグマン』が付いてきます。こちらもぜひよろしくお願いいたします。

(2023/9/23)

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