文庫版『ミステリー・オーバードーズ』が刊行されます

光文社文庫より『ミステリー・オーバードーズ』が2023年11月14日に発売されます。

2021年5月に刊行された単行本の文庫化です。装丁画は引き続き、漫画家の浅野いにおさんが描いてくださったものを使用しています。また解説では、嵩平何さんにとても熱い文章を寄せていただきました。

光文社から刊行された『少女を殺す100の方法』に続く2冊目の短編集ですが、内容の繋がりはないので、こちらから読んでいただいても問題はありません。

本作については単行本発売時に小説宝石に載せていただいたエッセイがBook Bangでお読みいただけるのと、文庫化に合わせてtreeでも裏話を書きましたので、合わせてお読みいただけますと幸いです。

今回の文庫化を機に手に取っていただいた方にも、ぜひ楽しんでいただければと願っております。

あらすじ
探偵たちの集まった館で殺人事件が起きた。その晩、探偵たちの口にしたワインに幻覚剤が混入していたことで、事件は思わぬ方向へ転がっていく……。(ディテクティブ・オーバードーズ)ほか“食”をテーマにした全5篇を収録。異世界転生からエログロ、本格ミステリーまで、唯一無二のミステリー作家・白井智之が美味しく調理した短編集。

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(2023/11/13)

shirai tomoyuki

作家。『人間の顔は食べづらい』で2014年にデビュー。 このWebサイトでは刊行情報などを掲載しています。